Quick Homepage Maker is easy, simple, pretty Website Building System

活動

活動

係わり」の方針

 偶然お会いすることの出来たひとりひとりのこどもさん達が、すでに持っている生活の「かたち」、「行動の調整」の様子を大切にしたいと思います。

 その際、我々にとっては、消去や改善の対象となりやすいような行動の一つ一つが、 こども達にとっては大事な行動調整の表れであることに留意したいと思います。

 そうした現存の「行動調整」をもとにして、こども達が「より細やかな行動調整」の 膨らみを育めるようなお手伝いを目指したいと思います。

 細やかな「やりとり」を通して次第に分節した行動の随所で、こども達が「なんだ、 そういうことか」と納得し、小さな喜びを自発させる瞬間を大切にしたいと思います。

  その観点から、通所を希望されるこどもさんが背負う障碍の別や、「診断名」の別を 問いません。

「もの」の共有

 我々の周囲を多くの「もの」が取り囲んでいます。
 こども達は、そうした周囲の状況を、そのこどもさんなりに見つめ選び、整理して行動を起こします。

 しかし、周囲の状況や「もの」の複雑性のために折角生まれた行動の芽を、 それ以上膨らませることが出来ず、不本意のまま中断する事態も頻繁に生じます。

 そうした折々に、我々は、一人一人のこどもさんの事情を推し量りながら、新たな 「もの」を自作して呈示します。

 新たな「もの」は、あらかじめ用意されたものではなく、 こどもさん一人一人の行動調整の様子から導きだされたものです。

 通常、これらは「教材」と呼ばれることが多いようですが、「教えるための材料」というよりは、 むしろこどもさんの現在の行動調整の様子を「教えてもらう材料」と考えています。

 そうした「もの」への係わりの様子は、こども達が我々に向けて発信する「コトバ」であり、その「コトバ」を受けて、再び新たな「もの (コトバ)」を作り直します。

 そうした係わりを通して、こども達が「見つめ」,「比べ」,「揺れ」,「選び」, 小さくうなずく。

「もの」をはさんで空間を共有し、こどもと達と係わり手の視線が、 中空で出合う、そういう瞬間を大切にしたいと考えています。

powered by Quick Homepage Maker 4.91
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional